2月のおはなし

大豆だいすき

2月2日は節分です。今回は節分にまいたり食べたりする大豆についてのおはなしです、

アメリカやヨーロッパでは、もともと大豆をあまり食べていませんでしたが、日本食が好きな人や、健康に気を遣う人たちを中心に少しずつ注目を集めてきました。今では豆腐は"tofu"、えだまめは"edamame"といったように、日本語のままで通じるんですよ。豆腐に関しては、中華料理でも韓国料理でも使われる食材なので、より早くに広まっていたようです。

で、えだまめです。えだまめの塩ゆでって日本特有の食べ方だと思うんですが、それがここ何年かで海外でも定番になってきて、例えばアメリカにいたころ、イタリアンレストランでえだまめがメニューの前菜のところに載っていてびっくりした記憶がします。カジュアルなレストランではありましたが居酒屋ではないですし、実際運ばれてくるえだまめ（人気だったようです）を見ていると、どうやら待つ間こどもに食べさせるためにとりあえず頼んでいる家族が多い様子でした。なので飲み物はもちろんソフトドリンク。日本人の感覚でみると「へー」と思う光景でした。でも、それと同時に、日本の食文化が認知されてその土地にもともとある文化と融合するってすばらしいことだとも思いました。

えだまめの季節まではまだ数ヶ月ありますが、今度えだまめを茹でるときはピザやパスタの前菜に出してみてはいかがでしょうか。