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2025/11/19
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11月のおはなし 「November Birthstones」 |
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11月になるとクリスマスと年末に向けて街並みが変身して、ワクワクしたり焦ったりしませんか。 わー大変もう2025年が終わっちゃう!でも冬休みめっちゃ楽しみ!そんなソワソワふわふわした気持ちが詰まった11月の誕生石を紹介します。
My birthday is on November. Do you know the birsthstone? = わたし誕生日11月なんだ。誕生石知ってる? 11月の誕生石は2種類で、シトリンとトパーズです。 どちらも主に黄色、オレンジ色、茶色が多い石ですが、加工技術の発展でトパーズは現在ピンクや青など幅広い色のバリエーションが市場に出ており、中には天然で大変の価値の高いものもあるそうです。 今回はトパーズの話を中心にお届けします。
The birsthstones for November are citrine and topaz, right? = 11月の誕生石はシトリンとトパーズだよね? 今回紹介するトパーズは、主にブラジルで採れる石で、ほかにはロシアやパキスタンでも採れています。 日本でも滋賀県や岐阜県でかつて採掘されていたそうですよ。 ところで、トパーズは美しい黄金色やはちみつのような深い色合いで人気ですが、特に人気が高く特別に名前がついているものが二つあります。 人気の高いトパーズ①:インペリアルトパーズ popular topaz #1 = imperial topaz インペリアルトパーズの "imperial" は「皇帝の」という意味です。 色は赤みがかったオレンジからピンク色をしていて、まるで晴れた冬の朝焼けを思わせる美しいグラデーションになっていることも。 天然でピンク系の色が出るのはトパーズの不純物にクロムが入っているとき。 もともと多く出る黄色〜オレンジ色にそれが絶妙に混ざることで皇帝に相応しいと思わせるほどの色合いのトパーズが生まれるのです。 「皇帝」が誰かについては2つの有力説があり、ひとつは17世紀のロシア皇帝、もうひとつは19世紀のブラジル皇帝にそれぞれちなんで名がついたとうたっていますが、真相は定かではありません。 人気のトパーズ② = ロンドンブルートパーズ popular topaz #2 = London blue topaz もうひとつの人気色は青です。 青色のトパーズはそもそも稀でほとんどが放射線を照射することで青色を出しています。 ロンドンブルートパーズも放射線処理を施された石で、そのスモーキーで深い青色がロンドンの鈍色の空の色(快晴が少ないので真っ青にならない)に似ているためにこの名がついたと言われています。 人気がでてきたのも20世紀後半ということで、宝石界では新参者といっていいかもしれません。 ところで放射線処理は何かというと、(ロンドンブルートパーズの場合)無色透明あるいは褐色の石に熱線を照射することで宝石の原子構造を変える加工方法です。 放射線が当たることで原子の配列が変わり、その影響で石の色が変わるというわけです。 照射された石はその後何ヶ月も寝かせられて、さらにに熱処理も施されてから市場にでます。 石の内部構造がひとつひとつ違うため、同じように加工されても均一な色を狙って出すのは難しいそうです。 宝石加工の奥深さを物語っていますね。
Are there any myths behind topaz? = トパーズにまつわるお話ってある? トパーズはいろいろな文化の神話に登場します。 *古代エジプト エジプト人は太陽神ラアの力でとパースは黄色い色になったと信じ、「太陽の宝石」と呼んでいました。 太陽神のご加護があるということでお守りとして身につける習慣もあったようです。 *古代ギリシャ、ローマ トパーズを太陽の象徴と信じていたのはエジプトだけではありません。 古代ギリシャ、ローマ人にとってトパーズは太陽そして黄金の象徴でもあり、男性が身につけることが流行った時期もあったそうです。 *アフリカ アフリカの先住民の中には、シャーマンといって癒しの儀式や占いを行なう人が存在します。 彼らにとって古くからトパーズは儀式に用いる神聖な石で、先祖や霊界と繋がる橋渡しをしてくれるそうです。
What is topaz called in Japan? = トパーズは日本ではなんて呼ばれているの? トパーズの和名は「黄玉」(おうぎょく)で、黄色い石の総称でもあります。 topaz = 黄玉 和名からもトパーズといえばもともとは黄色系の色合いであったことがよくわかります。 同じく11月の誕生石であるシトリンも黄金色をしているため、かつては黄玉と混同されることがありました。 しかしこちらは「黄水晶」といって構造や硬度などまったくちがう鉱石です。 citrine = 黄水晶
11月にはふたつの黄色い鉱石が誕生石として制定されています。 紅葉の色、秋の日差しの色、金木犀の色、柿の色…11月ならではの黄色はたくさんあり、それをぎゅっと詰め込んだトパーズもシトリンも11月ならではの石なのかもしれません。 つぎはいよいよ最終回、12月の誕生石のターコイス、タンザナイト、ジルコンです。 最後に2026年以降のブログについても触れますので、楽しみにしていてくださいね。 |
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