2022/1/4
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1月のおはなし |
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新年いろいろ アメリカやヨーロッパでは、キリスト教中心の生活ということもあり、お正月は日本とくらべてゆったりと過ごすことが多いように思います。大晦日に集まって年越しパーティーをしたり、年明けの花火をみたりした後は一度休憩をはさんで3日からもう学校や仕事をはじめるという場合も少なくありません。日本の感覚でいう正月三が日や、七日正月(「明けましておめでとう」の挨拶が使えるのがこの日まで。七草がゆを食べると縁起が良いとされる。)がないのですね。 ただし、食べ物については、日本のおせち料理のように新年に食べると縁起がよいとされるものがいろいろとあります。たとえば、ヨーロッパでは、年末年始ならではのケーキを食べる習慣があります。フランスでは「ガレ・ド・ロワ」(王様のケーキ)、デンマークでは「クランケカーケ」(リースケーキ)が有名です。また、アメリカの南部地方では「ホッピン・ジョン」(飛びはねるジョン?!)という、豆を煮た料理をお米といっしょに食べるそうです。世界中の幸運を呼ぶお料理、一度は食べてみたいですね。
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