2022/5/19
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サイクル |
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Benefit英会話教室では、レッスン前にアルファベットや単語の小テストを実施しています。 コンセプトは、 1)問題数は少なくして、満点合格。 2)繰り返しを通じてしっかり覚えてもらえるように、行ける枚数まで進んだら毎年5月にはリセットする。 3)家でも英語学習の時間を少しでも持つきっかけにする。 Benefit英会話教室に限ったことではないと思いますが、学びを定着と成長につなげるためには、よい循環をつくりだすことに気を配る必要があります。当校の場合はこんなイメージです。
では、ひとつひとつの要素をくわしくみていきましょう。
そのものずばり、レッスンに参加することです。 おかげさまでベネフィットに来てくれる生徒さんはお休みすることが少なく、スタッフ一同とてもありがたく思っています。 レッスンに来てもらうことで私たちも「会話の受け答えが得意な子」、「単語を覚えるのが早い子」など生徒ひとりひとりの特ちょうを理解することができます。 また、中学生クラスにおいては、テスト範囲や疑問を伝えることでより自分に必要な内容をレッスンに盛り込んでもらうことができるというメリットもありますね。
最初に紹介した、レッスン冒頭に行うテストです(月末はライティングプリントになります)。 短いテストではありますが、「自分の意志」と「自分の力」で取り組む姿勢を育むのにとても大切な要素です。 準備ができない週もサクサク覚えられてしまう週もあると思います。それら全部ひっくるめて自分の1年間の取り組みが積み重なっていくのがこの小テストです。ゲームのようにひとつひとつクリアしていって単語マスターを目指しつつ、英語の楽しさにも目覚めてほしいと願っています。 そのためにも、保護者のみなさまには合格できないことを怒らないであげほしいと思っています。 1回で合格することが目的ではなく、教室外で英語に触れること、英語を通じた成功体験を生むことの方が大事です。結果については本人が一番わかっていると思いますので、ご家庭では単語練習を促す程度でお願いしたいと思います。
ベネフィットで行っているものではありませんが、定着度をはかるのに英検や学校の定期テストはわかりやすい目標や目安になります。 テストがあるとメリハリがつくという利点もありますね。 テストは点数や順位が出ますし、例えば英検なら今後気をつけるべきポイントなどについてもコメントをもらえたりします。 重要なのは、ここでも合格/満点が正義ではないことです。 レッスンや小テストで得たことを試す場、そして次またレッスンに参加する時の参考にするためにテストがあるのだと思っていていただきたいです。 このようにして、テストでできたことできなかったことを踏まえてまたレッスンに参加してもらうと自然と歯車が動き始めます。 レッスンに参加する ⇨ 小テストに取り組む ⇨ 検定や定期試験を受ける このサイクルがらせん階段のようになって心と体が成長していくのが理想のイメージなのです。
今日は『レッスン』⇨『小テスト』⇨『検定・試験』のサイクルについてお話ししてきました。 一見レッスンとは関係なさそうな小テスト。小テストの内容がでるとは限らない英検。 ですが 結局のところは全部つながっていて、前向きに取り組む、あるいは続けていけた子が概して成長していく実感があります。 また、このサイクルはいろいろなところで応用できますよね。例えば習い事で楽器を弾いているなら『レッスン』⇨『練習』⇨『発表会』などです。この3つがぐるぐる循環するからこそ、その場の結果だけにとらわれない長期的成長が見込めるのだと思います。 Benefit英会話教室では、英語を通じてそんな前向きに取り組み続けることの大切さも伝えていきたいと思っています。 |
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