2022/8/25
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英検 S-CBT 受験記録! |
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今月は久しぶりに2度のブログアップです。 英会話教室に通っているみなさんにとって、英検は馴染みがある人が多いと思います。 早い人は年長さんで英検デビュー、みなさんが集中して試験を頑張っている姿を何度も見てきました。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大や学校行事でなかなか受けられない人がいるのもたしかです。 そこで今回は、従来型の試験とは違う新しい受験方法「英検S-CBT」を紹介したいと思います!
英検といえば、毎年6月頃、10月頃、そして2月頃の計3回実施される英語の試験です。 ただ試験実施日に限りがあったり、3級以降の試験は1次試験と2次試験に分かれているなど、時間の制約がどうしてもあるのが難点でした。 ベネフィットでも準会場として年2回の試験を実施していますが、学校行事で受けられない生徒さんがいたり、新型コロナウィルス感染拡大の影響もあって実施自体を見送ってこともありました。 英検S-CBTは、時間の制約を大幅に改善した制度で、固定の受験会場で毎週英検を受験することが可能です。 また、本来2次まである3級以降の級も1度で2次試験の内容まで受験することができます。 ベネフィットのみなさんは、どちらかというとリスニングやスピーキングが得意な傾向にあるのでこの方式は有利に働きそうですね。 けーこ先生宅では、今年の6月、部活と塾で忙しい息子の「けーくん」が英検S-CBTを受験しました。 申し込みから結果まで、順を追ってポイントなど紹介していきたいと思います。
英検S-CBTの申し込みはインターネットでできます。書店に行く手間がないのは楽ですね。 ネットにアクセスさえできれば手順も簡単です。 申し込みに準備するものは顔写真のデータです。 スマホの証明写真アプリを使うとサイズ指定もできて簡単でいいですよ。スマホで撮影してからパソコンに送ってもいいですし、我が家では試していませんが、そのままスマホでも申し込めると思います! 証明写真についてひとつ注意点があります。撮影した証明写真でメガネをかけていたら当日もメガネで行くようにしましょう(あるいは持参するように)。もちろん逆も同じです。我が家のけーくんはメガネ利用者ではないので大丈夫でしたが、本人確認をする際、このへん厳しいらしいのです。受付で手間取らないためにも気をつけてくださいね。 3級以降の人にはもうひとつ大事なポイントがあります。それは、ライティング(作文問題)についてで、入力方法をパソコン入力か従来通りの筆記か選べます。ほかの問題は選択なのでマウスさえ使えれば問題なく進みます。しかし、パソコンで文字入力するのに慣れていない人は必ずライティングの受験方法を筆記に設定しましょう。 その他会場や日時などの必要事項を入力したら申し込みは終了です。確認のメールが届くので削除しないようにしましょう。 受験票は英検事務所から案内メールが来てから印刷する方式になります。たしか7日〜10日前にメールが届いたような気がします。
試験当日は朝早く起きて早めに会場に着くようにしましょう。 我が家の場合横浜の会場に行ったのですが、行き慣れないエリアのビルの中で、入り口を探すのに少し迷ってしまいました。 また、これは今後なくなると思いますが、我が家の場合当日の体温や体調を入力して提出するという決まりが追加でありました。保護者のメールアドレスで登録していた我が家は体温入力を忘れてしまい、一旦受付で解散してから私が走って会場に戻るという事態に。早めに到着していたおかげでことなきを得ましたが、ひやっとしました…。 小中学生だと保護者のメールアドレスで登録する場合が多いと思います。忘れないようにしてくださいね。 ちなみに、横浜の会場の受付は会場の入り口をテープで仕切って、先頭に試験担当者が立っているだけというシンプルなものでした。必要なものをクリアファイルにまとめておくなど工夫すると、まごまごしないですみますね。 さて、ここからは実際に会場に入って受験をしたけーくんの話です。 会場はパソコンがパーティションでくぎられて並んでいる状態だったそうです。席は指定だったと記憶しています。 ヘッドセットで試験を受けるのですが、当然級によって時間も問題の配分も違うので、自分が問題を読んでいるときにどこからともなくスピーキングの受け答えをしている声が聞こえたとのことでした。個室ではないので、そこは覚悟しないといけませんね。 ただ、それ以外はヘッドセットで集中した状態で受験できて良かったと本人は言っています。マウス片手に選択問題を解き進め、今回はライティングのみ筆記にしましたが、ライティングもパソコン入力にすれば筆記用具なしで受験できるのですから英検も進化したものです。 最後に、他の級と同時に試験が実施されていても自分の級の時間が過ぎれば退室できることを覚えておきましょう。試験官も巡回しているそうなので、ひと言声をかけて退室してもいいでしょう。自分が先に退室することを考慮して、音の出ない服装や持ち物を心がけたいですね。
英検S-CBTの試験結果は、まずメールで案内が来てその後書面でも届きます。たしか3週間程待ったと思います。 従来方式に比べるとシンプルな書面ですが、内容は変わらず丁寧に自分の実力をグラフと文面で示してくれていました。よく読んで次の励みにしてくださいね! 我が家の結果はというと、1次試験が合格ライン−1、2次試験が合格ライン+1で総合的には不合格でした。単語力が不足していたようでした。おしい結果に少しがっかりしたようでしたが、スピーキングで+1だったこと、1次のライティングでも半分以上点がもらえていたことなど、次につながる結果も出ました。あと一歩次は頑張ろうという気持ちになってくれたもようです。 みなさんも、合格不合格に関係なく項目ひとつひとつを丁寧に確認してくださいね。必ず自分の強みや課題が見えて、達成感のある勉強ができるようになりますよ!
ここまで、英検S-CBTの受け方を説明してきました。 静岡県内のS-CBT会場は静岡駅と浜松駅にあるようです。東部に住んでいるとちょっと距離がありますが、ぜひ一度受験してみることをおすすめします! 読み書きとリスニングができないとスピーキングに進めない従来型の試験と違って、 英検S-CBTは、4技能全てを考慮して総合的に判断してくれる本来の英語テストの在り方だと思います。 受験に興味を持ったときにはぜひBenefit英会話教室に相談してください!そして、静岡県内の実施会場が東部に増えることにも期待したいと思います。 |
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