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2023/6/29

雨のふりかた

 日本は春夏秋冬、さまざまな気候や景色が楽しめるとても魅力的な国です。
花粉症や頭痛など体には負担になることもあるかもしれませんが…それでもその季節ならではの風景やアクティビティを楽しめることはすばらしいことです。
 
今回のブログテーマは雨のふり方です。英語では、お天気の表現が数多くあるのですが、その中でも今回は梅雨に合わせて雨と取り上げたいと思います!
 
 
 

雨は英語で?

 
 
ベネフィットに通っているみなさんなら簡単だと思いますが、雨の英語は
 
雨 : rain
 
ですね。ほかにも、
 
wet weather (雨天) = ウェッ、ウェザー
 
shower (雨) = シャワー
 
rainfall (雨量、降水量) = レインフォー
 
precipitation (降水、降水量) = プレスィピテイション
 
などの言い方があります。
 
”wet weather”
雨が降っている状態のことを指します。
 
”shower”
雨でもあまり長く降り続かない雨のことを指します。天気予報などでときどき雨、にわか雨、みたいなニュアンスで使われることが多いです。
 
”rainfall”
”rain”と同じように使うことができますが、1ヶ月や1年など、一定の期間の間に降る/降った雨の量という、「降水量」の意味でも使われます。
 
”precipitation” 
こちらも「降水量」の日本語訳としてもつかわれます。ただし、”rain” に限らす雪なども含めた意味での降水量という意味になります。
 
 
雨とひとくちに言ってもシチュエーションなどでいろいろなパターンがあるのですね。
ここでは、そんな雨のふり方を弱い、ふつう、強い、その他に分けて紹介していきます。
 
 
 

雨のふり方①:弱い雨

 
 
雨のふり方、まずは弱い雨、小雨を英語で表現してみます。
 
spitting (スピティン)
 
drizzling (ドゥリズリン)
 
misty rain (ミスティレイン)
 
light rain (ライッ、レイン)
 
しとしと降ったり、細かく降ったりといろいろなふり方がある小雨は、英語でもいろいろな言い方で表します。
 
”spitting”
”spit” は、ちょっと汚いですが「ツバを吐く」という意味です。雨がぽつりぽつりと降っていて傘をさすか迷う時、そんな時は迷わず ”It's spitting.” と言いましょう。
 
”drizzling”
雨量が少ない、軽いときは ”It's drizzling” がおすすめ。軽い雨や細かい雨のときにピッタリの単語です。
 
”misty (rain)”
細かすぎてミスト状に雨が降るとき、ありますよね。もはや雨が空から降っているというよりは冷たい水蒸気の中を歩いているような感覚のあれです。そういうときは霧という意味の ”mist” を使って ”It's misty” ”There is misty rain up on the mountain”(山の上は霧雨だ)と言いましょう。
 
”light rain”
直訳で「軽い雨」というこちらの熟語は、まさしく小雨の日に使うべき表現です。”Light rain will fall in the evening”(夕方に小雨が降るでしょう)といった形でも使えますよ。
 
 

雨のふり方②:ふつうの雨

 
 
いろいろある表現の中でも、みなさんがまず覚える表現はふつうに雨が降っているときの言い方ですね。
 
rain (レイン)
 
moderate rain (モデレッ、レイン)
 
を紹介します。
 
”rain”
一番知られている雨の表現といえば、 ”It's raining” ではないでしょうか。一番の基本形の「雨が降っている」ですね。
 
”moderate rain”
こちらは、わざわざ ”moderate”(ふつう、中程度)という単語を入れていますが、天気予報など、細かく表現/定義付けて伝えたい時に使われます。
日常会話でじぶんが使うことは少ないかもしれませんが、聞いた時に意味がわかるように覚えておくことをおすすめします。
 
 

雨のふり方③:強い雨

 
 
雨が強く降っていると家から出たくなくなったり、逆にあまりにもどっと降ってあえて外にでたくなったりしますよね。(注:危険な降水量や風邪などの条件がある場合は基本的に外に出てはいけません!)では、強い雨は英語どのように表現するのでしょうか。
 
heavy rain (ヘヴィ、レイン)
 
pouring rain (ポーリン、レイン)
 
torrential rain (トレンシャル、レイン
 
bucketing down with rain (バケティン ダウン ウィ レイン)
 
を紹介します。
 
”heavy rain”
直訳すると「重い雨」という意味のこちらの表現、一番一般的な大雨の表し方です。
”The river overflowed because of the heavy rain ” (大雨のせいで川があふれた)
 
”pouring rain”
”pouring” は、それだけで「土砂降り」という意味の単語です。”It's pouring” だけでも「土砂降りだ」という意味になりますが、土砂降りでどうした、などと状況を詳しく説明したいときは rain をつけることをおすすめします。
”The train stopped, so I waited for the bus in the pouring rain” (電車が止まったので、土砂降りの中バスを待った) などということができます。
 
”torrential rain”
同じ雨でも、長い時間に渡って強い雨が降り続く時には ”torrential rain” を使います。日本は梅雨や台風の時期が要注意ですね。”The typhoon caused torrential rain to fall in Shizuoka.” (台風の影響で静岡では豪雨になった。)
 
”bucketing down with rain” 
日本語で「バケツをひっくり返したような雨」ということがありますが、英語でもまったく同じようにバケツを使った表現があります。”It's bucketing down with rain, so let's stay inside today” (バケツをひっくり返したような雨だから今日は家にいよう)といったように使います。
 
 

雨のふり方④:その他の表現


ここでは、雨のふりかたの表現で小雨〜大雨とはちょっとちがうものを紹介します。
 
”raining on and off” (レイニン、オンアンオフ)
 
”sunshower” (サンシャワー)
 
”chances of rain” (チャンセオフレイン)
 
の3表現です。

”raining on and off”
オンとオフという単語が入っているこちらの表現は、降ったり止んだりしているときに使いましょう。 例えば、”It's raining on and off. I think I will go without an umbrella.” (雨は降ったり止んだりだな。傘は持っていかないことにしよう)などと言えます。
 
sunshower
雨の表現だけど、太陽のシャワー? 不思議な表現のこちらは「天気雨」の英語です。日本語だと「きつねの嫁入り」とも言われる現象ですね。”Sunshowers mainly occur in the spring and summer.” (天気雨は、春と夏によく発生する。)などと聞いたときに「あー、紫外線一番強い時期だもんね」などと思わないように、覚えましょう!
 
chance of rain
最後に紹介する表現は、実は雨のふり方とは直接的には関係ありません。直訳すると「雨のチャンス」となるこのフレーズは、「降水確率」という意味です。天気予報でよく使われる表現なのでこちらも覚えておくとよいですよ。”Today's chance of rain in Susono is 20%.” (今日の裾野の降水確率は20%です)と聞いたらあなたは傘を持ってでかけますか?
 
 

雨のふり方 まとめ

 
 
今回は雨のふり方に関する表現を紹介してきました。
 
いつも”It's raining” ですませている人も、一度小雨や土砂降りなどの表現をつかってみてくださいね。これからの梅雨と台風の時期、きっと役に立ちますよ!
 
 
 
 
 
 
 
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