Benefit ECS  
 ベネフィット英会話スクール
 
  
2025/2/28

(改)おうちでも英語:reading

1月に始まりました(改)おうちでも英語シリーズ。
 
今回は2回目の ”reading”、「読む」英語です!
 
一見ハードルが高そうな「読む」ですが、楽しく取り組める方法や、気楽な気持ちで向き合うことについてもお話ししていきます。
 
 
 

おうちでも英語:リーディングとは

 
 
What is "Reading" in terms of ESL education?
= ESL(外国語としての英語)教育におけるリーディングとは? 
 
本には小さいこどもから大人まで楽しめる遊びや趣味としての側面、教育的な側面などいろいろな要素があります。
 
学校で使う教科書も、定期的に買うまんがや雑誌も、読み聞かせなどで触れる絵本もすべて本です。
 
今はデジタル書籍やネット記事もありますね。
 
なのでけーこ先生は、英語学習の4技能におけるリーディングでは、例えばカードや表で単語に触れることもある意味リーディングと思っています。
 
りんごを例にとると、まずりんごの絵(姿)と言葉 ”apple” の音声/呼び方を覚えます。
 
そのあと、文字の a, p, p, l, e の文字が繋がったものもりんごだと覚えていき、さらにそのあとは例えば 
 
Apple, yummy = りんご、おいしい
 
I like apples. = りんごがすきです。
 
など単語の羅列や文章の中でりんごを認識したり読んだりして理解を深めていくのです。
 
 
 

おうちでも英語:リーディング なぜ?

 
 
 
Why is Reading important?
= リーディングはなぜ大切なの?
 
「文字」に英語で触れる機会を増やすことは英語がより身近になることにつながります。
 
そして、結果的に英語を習得しやすくなると考えています。
 
なぜなら、文字は視覚情報で、「見た」情報は意識しなくても記憶に残りやすいという性質があるそうです。
 
だから私たちは教室や学校で習う前からアルファベットを少し知っていたり ”Hello” や ”Thank you” が理解できるのです。
 
リーディングの効果あなどるべからずです!
 
 

おうちでも英語:リーディング どうやって?

 
 
How can I enjoy reading English at home?
= どうやったら家で英語のリーディングを楽しめるかな?
 
本記事では、リーディングをいわゆる書物を読むだけでない「単語」に触れることも含めた大きな意味で捉えています。
 
そして、そもそも読書とは単語だけで成り立つものです。
 
こども向けの動物や植物が名前と一緒に載っている絵本なんかも立派な読書!
 
好きなキャラクター、挿絵などでまずは選んでみてはいかがでしょうか。
 
それから、もう中学生だから絵本はやめといた方がいいかな、とかそんなこと気にする必要はありません。
 
勉強ではないので自分のレベルに合ったものをとか、単語のレベルはどのくらい、とかは気にしてはいけません。
 
普段本屋さんで日本語の本を選ぶときのように自由に選ぶのがベストです。
 
リスニングでも紹介しましたが、日本語で触れていてなじみのある本や童話なんかもいいですね。
 
長く続けるためにも、入り口のハードルは下げるに越したことはありませんよ。
 
どこがスタートだろうが、そこから少しずつ文字量や内容のレベルを上げていけばいいし、自然と上がっていくものです。
 
また、物語とも絵本とも違うジャンルでいうと辞書もおすすめです。
 
英和、和英、英英、どれをとっても発見がたくさん詰まっていて案外ハマります。
 
 
 

おうちでも英語:リーディング どこで?

 
 
Where can I find English books?
= 英語の本てどこで見つかるかな?
 
絵本を読むにしても、本を読むにしてもどこで探せばいいのでしょうか。
 
英語の本は買わなくても図書館などで扱っている場合もありますし、ベネフィットの生徒ならあら不思議!教室前のロビーに本棚がありますね!
 
レッスン前にぱらぱらめくるのもよし。
 
家で読みたい人はいつでも先生に言ってくだされば借りられますよ。
 
好きなタイトルやテーマがある場合はインターネットで購入できます。
 
同じタイトルでもあれば児童書からスタートするといいです。
 
また、見開きで英文と日本語文が載っている物語もあります(対訳)。
 
品揃えはどうしても実店舗よりインターネットが豊富だと思いますので、ぜひ「英語」「対訳本」、「英語」「絵本」などで検索してみることをおすすめします!
 
そのほかでキーワードとしておすすめなのは、
 
Scholastics (スコラスティックス)
 
Penguin Readers (ペンギンリーダーズ)
 
これらはアメリカやイギリスの大手出版社で国語の教科書を出しています。(これも当教室の本棚にありますのでサンプルがてら手にとってみてください!)
 
教科書といっても日本と違って1冊1ストーリーで短いものは10ページにも満たないものも。
 
キャラクターコラボもありますし、用語集や解説がついているものも多いので楽しみながら続けたい人にはおすすめです。
 
 
 

おうちでも英語:リーディング まとめ

 
 
 
おうちでできる英語リーディングをまとめてみました。
 
リーディングは、前回紹介したリスニングと同じ「インプット」(入力、取り込み)に分類される学習です。
 
情報を取り込んでばかりでは英語を身につけるのは大変ですが、同時にインプットがないとアウトプット(出力、表現)もできません。
 
リーディングならいつでも自分のペースで中断できるというメリットもあります。
 
母国語の本でいうところの「積読(つんどく)」になっても大丈夫。
 
本は音声の言葉と違ってあなたが戻ってきてくるのを静かに待っていてくれます(笑)
 
おうちリーディングは長い目で見て、成果より楽しむことを優先するのが一番のコツかもしれません。